SPECIALITIES
診療案内

一般歯科
- 歯周病・むし歯・義歯等

当院では、極力歯を抜かず、必要最低限の時間と期間で虫歯治療を行います。
歯治療以外にも、歯周病治療や入れ歯の製作などの口腔内の治療や定期的なメンテナンスを行っています。
歯の治療はもちろんのこと、歯に関する相談や治療後のアフターケアも行っています。
歯が痛くなったり、歯茎に異常を感じたりしたら、まずは歯科医院への受診をお勧めします。
予防歯科 本医院では歯周病治療に力をいれています!
- 虫歯や歯周病にならないための治療計画

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歯周病やむし歯は、一度の治療で完治するわけではありません。特に歯周病は、むし歯と違って痛みが出ないことの方が多く、比較的、無症状で進行するため、気付いた時には歯周病の状態が重症化していることも少なくありません。抜歯の主な原因の第1位は歯周病 (40%)、第2位がむし歯 (32%)であるということが分かっています。
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歯周病が重症化しないためには、定期検診は重要で、歯周病になっている歯を早期に発見し、早期に治療することができます。世界に目をやると、日本は同じ先進国であるスウェーデン、アメリカ、イギリスと比べて、定期検診の受診率が著しく低く、それに伴い80歳で残る歯の本数も少ないことが分かっています。この結果により、日本人は歯周病を予防していくという考えが他国の人と比べて薄いことが分かります。ご自身の歯でお食事をしていくためには、定期検診が必要不可欠だということが分かります。
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特に、45歳から抜歯率が増加する統計結果もでています。
重症度こそ違いますが、日本人の約80%は歯周病に罹患していると言われています。現在、痛みなどの症状がなくても、歯周病の定期検診を受けて下さい。年齢階級別にみた第2大臼歯の抜歯率(左側と右側平均)
35~44歳 45~54歳 上顎 7.05% 19.8% 下顎 8.05% 18.5% 平成30(2018)年11月 公益財団法人8020推進財団
第2回永久歯の抜歯原因調査
統計表30. 抜歯部位・年階級別にみた抜歯数の分布30歳代後半から40歳代前半の歯科への受診が重要である
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歯周病は、また、全身的な病気(糖尿病,冠状動脈心疾患、早期低体重児出産・早産、肥満、誤嚥性肺炎、骨粗鬆症、慢性腎臓病など)に影響を及ぼすことが分かっています。特に、歯周病は糖尿病と同じ生活習慣病です。日々の生活の中で、歯ブラシをきちんとしていないと歯周病になってしまいます。歯周病の治療進めていく上で、お口の中の状態を改善していくためには、患者さん自身の日々の歯ブラシの回数・時間・方法が重要です。
予防歯科とは、歯周病やむし歯からお口を未然に防ぐことをいいます。
「悪くなる」→「治療に行く」の繰り返しでは、時間や費用がかかるだけでなく、最悪の場合、歯自体を失ってしまうこともあります。
残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、セルフケアでは、歯周病やむし歯の原因となるバイオフィルムやお茶・コーヒー・タバコなどの汚れを完全には落とすことはできません。
歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院などでの「プロフェッショナルケア」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践しましょう。
- 歯周組織再生治療について
歯周病により一度失われた組織は、初期治療のみでは組織が完全に再生することができません。特に、奥歯は根の形態が複雑なため、初期治療のみでは根に付着した歯石を完全に除去するのは不可能で、歯周外科手術により歯肉を切開・剥離翻転後に目視して歯石を除去しなければなりません。歯石が根に付着した状態が続くと、歯石の凹凸が汚れの溜まり場となりさらに歯周病が悪化していきます。
現在、失われた歯周組織を再生させる薬剤として、歯周組織に存在している細胞を賦活化する成長因子(エムドゲイン®とリグロス®)や骨移植材があります。下の写真を見て頂くと手術後に歯周組織の再生が確認できます。出来るだけ歯周組織が残っている状態で手術を行った方が, 術後の経過も良いことが分かっています。

手術前
くさび状に喪失した骨欠損が確認できる。(デンタルエックス線写真)

エムゲドン®による
再生手術後5年
術後、骨は造成し、5年経過しても骨の再生は維持できている。

手術前
虫歯の周囲に幅の広い骨の喪失が確認できる。(CT画像)

リグロス®による
再生手術後1年
術後1年で骨は造成し、歯根の周囲に存在した骨の喪失は回復している。
インプラント
- 精密なインプラント治療で、長期的な口腔健康をサポートします

インプラント治療は、失われた歯の機能と審美性を回復する高度な医療技術です。
当院では、歯科用CT・3D解析システムを駆使した診査診断により、骨質や神経の位置を詳細に把握し、安全かつ低侵襲な埋入術を実現します。

3Dシミュレーションによる精密な治療計画
骨量が不足している場合でも、再建技術でインプラント治療が可能
臨床データに基づく厳選された素材で、生体親和性と長期安定性を両立
術後の口腔内環境を歯科医師、歯科衛生士が長期フォロー

治療においては、初診時のカウンセリングから術後の定期検診まで一貫したトータルケアを提供します。
失った歯を補うだけでなく、人生の質そのものを向上させる…それがインプラント治療です。
口腔外科
- 外傷・腫瘍・顎関節症・親知らず抜歯等の外科治療

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口腔外科は歯の疾患から口腔がんまで、さまざまな症状を外科的な方法で治療します。
腫瘍、顎関節症、親知らず抜歯の際に、歯茎に埋まり込んでしまっている親知らずを抜くために切開が必要なケースや、交通事故やスポーツでできた外傷・骨折や顎変形症といった外科的疾患、口腔粘膜疾患や口臭症なども治療します。
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この領域の異常は、食事や発音・会話がうまくできないなどの機能的な障害に加えて審美的な障害も生じます。
治療により口腔・顎・顔面全体の自然な形態や機能が回復すると、顔全体がいきいきとし、健康的な美しさを取り戻すことができます。
そのお手伝いをするのが口腔外科です。